北海道奥尻島の奥尻高校へ学生ボランティアを派遣します! 

今、日本が抱える大きな問題の1つは地方の衰退です。このままではコミュニティを維持できなくなる地域が、いたるところに広がってしまいます。これを食い止めるためには、まずは人的な交流を積極的に進めていくことが必要です。そこで私たちREREEDは、過疎地域の学校に将来教師を志望する学生を、ボランティアとして派遣しようと考えました。地方に貢献する人的交流の必要性は誰もが認めるところですが、すぐできる具体的なものとなると案外難しいものです。その点、学校ボランティアであれば実現性が高く、生徒や先生との交流を通して地域の活性化へ寄与することができます。参加する学生にとっては、その地域の歴史的、地理的な文化や人々の営みを、厳しい現状とともに理解する良い機会となります。この経験は地方への関心を高め、さらなる交流を展開していくことにもつながるでしょう。今回は過疎の島でありながら、全国から多くの内地留学生を集めている北海道奥尻町立奥尻高校へ学生ボランティアを派遣します。ぜひご協力をお願いします! 
 

教育活動を通して地方の活性化を図る 

少子高齢化が確実に進む現在の日本にあって「地方創生」のかけ声の下、地方の活性化を謳う様々な取り組みがなされていますが、現状はますます深刻の度を深めています。これに歯止めをかけていく上で最も重要なのは、遠回りなようでも若い世代が地域社会への理解を深め、その役割の大切さを実感させていくことでしょう。その思いが仮に多少時間はかかることになってもUターンやIターンにつながることになると思います。ここで重要な役割を担うのが教育です。REREEDは発足したばかりの法人なので実績はまだありませんが、これまで法人の前身としての個人の活動では、学校と地域の企業がコラボした形で地域を広く理解する生徒の取材広報活動を行ったり、地域素材を活用した商品開発プロジェクトなどを推進したりしてきました。こうした活動によって、生徒は地域への愛着と地域性を生かした生産活動の意義を自然と身につけることができました。教育活動によってこそ、一過性で終わらない地方の活性化を図ることができるのです。